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2016
02/02

農園たや通信 2016年1月号

農園たや通信

農園たや通信 2016年1月号

第1週目
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【謹賀新年】あけましておめでとうございます。農園では今年も「美味しい!」と言ってもらえるような野菜づくりに挑戦し続けていきます。若手が多く、技術的にもまだまだ未熟ですが、チャレンジしていく気持ちと既存の概念に捉われない柔らかな頭脳だけは、どの農園にも負けません!今年もよろしくお願いいたします。

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さて、園主は年末年始をインドネシアで過ごしました。農園で受け入れているインドネシア実習生を訪ねる旅でした。農園で身につけた技術と知識でインドネシアの農村でがんばっている仲間を訪ねる旅はとても刺激的でした。農業資材の勤め先を辞めて、昨年から農業一本に絞って仕事を始めた実習卒業生の畑に、これまでの実習生が皆あつまって議論を広げました。農園で経験した学ぶことの大切さを実践するために、自分たちも勉強会を立ち上げるという、まさにその場に居合わせることができ、とても幸せでした。学ぶからその先が見えてくる。まさに園主が夢想して止まない『考える農民』そのものの姿がそこにはありました。彼らに負けないためにも、僕ら【農園たや】も学びながら走り続けようと思います!

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さて、実習生を訪ねた後は、ジョグジャカルタに寄って、ボロブドゥールに初詣しました。大乗仏教の遺跡なので、まぁ、初詣ということにしてください。元日に行ったのですが、普段以上に賑わっていて、大変混雑していました。昨年から園主は俳句を趣味にしていて、その風景を眺めているうちに詩想が湧き上がり、そこで一句。
「新年や 仏の山にも 花が咲く」 

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さて、新春ということで福井の地元の市場でも初競りが行われました。ニュースになったようなマグロで1400万円なんて価格は出ませんでしたが、ご祝儀相場で盛り上がりました。昨年から今年にかけてあまりにも暖かすぎて、野菜の生長が止まりません・・・(-_-;)。そのため全国で大量の野菜が出荷されており、大きく値崩れしています。初競りでは価格が良かったものの、その後はやはり価格は元の低価格にもどってしまいました。消費者の方々にはとてもいいことだと思いますが、僕ら生産者にとっては、どうやってやりくりしようかと頭が痛いところです。やはり冬はしっかり寒くならないと、いろんなところに狂いが出てきてしまいますね。

第2週目
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あけましておめでとうございます。どのようなお正月を過ごされましたか?園主は年末年始はインドネシアに行ってまいりました。仕事半分でしたが、それでもジョクジャカルタの遺跡にも遊びに行きましたよ。今年は申年ということで、その遺跡のレリーフからサルを探して写真に収めてきました。ヒンドゥー教のラーマーヤナでは、サルはハヌマーンという神で、とても重要な役割を持っています。今年はそういう意味では、皆さんにとってもとても重要な年になるのかもしれませんね。少なくとも農園は、そういう年にしたいと思っています。

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さて、今年は本当に暖冬ですね。この時期になってもほとんど雪が降らず、珍しいです。水仙も年末から咲き始めて、今満開ですね。雪が無いので、水仙たちも心地よさそうに咲いていました。
雪が無いのは、良い事ばかりのようにも思えますが、野菜の生育にはあまりいい影響ばかりとは言えません。もちろん、雪が無いので作業は楽です。でも予定よりも野菜の生長がよく、計画通りに出荷できないので、頭が痛いところです。また雪が降らないと、害虫たちが活動を停止しないので、春になると虫の害がひどくなるのではないかと心配もあります。雪が降らなければ、雪解け水が足りなくなるので、田植えの頃に水が不十分になるんじゃないか?と心配する声もちらほら聞こえてきます。寒くないのは僕らの目の前の生活の中では良いことですが、自然の中では必ずしもそうとは言えませんね。やはり冬は雪が降って、しっかりと寒くなってほしいものです。

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地元の農林高校の始業式で、インドネシアへ交流事業で訪問した学生さん達が、その成果を発表してくれました。農園でもインドネシア訪問のお手伝いとして日程の調整や各機関との連絡、また農園のスタッフによるインドネシア語講座など、充実した交流が実現するように陰に日向に支えてきました。
特に、インドネシア語の講座を担当したスタッフには感慨深かったようです。発表の内容を聞いて、「みんなインドネシアを好きになってくれたので良かった」と話してくれました。僕らも最初はこういうきっかけだったように思います。こうしてその国やその地域が好きになって、そして今また、その時の役割のバトンを受けて、新しくいろんな人にインドネシアを好きなってもらうような活動をしているんだと思います。農園は、今年も全力で、人も野菜も育てる農園を目指して突っ走っていこうと思っています!

第3週目
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新年早々ですが、農園の仲間がまた一人旅立っていきました。2年ほど勤めていただいたパートさんで、とても明るくて仕事のできる方でした。彼女もまた農園に新しい風を呼び込んできてくれました。彼女は、一昨年の村祭りに、インドネシアの子たちと一緒にバンドを組んで出演してくれました。これのイベントへ向けて、農園のバンド活動は絶頂期を迎えました。またインドネシアへのスタディツアーにも積極的に参加してくれました。お別れはさみしいですが、彼女が運んできた風は、しっかりと農園の『風土』となって受け継がれていくことでしょう。

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園主が世話人となっている農業者の勉強会がありました。今年1回目ということで、福井が生んだスター農家の1人、サツマイモの吉村くんに発表してもらいました。経営中心の話で、頷ける話が多く参加者からも好評でした。県などが指導するようなセミナーで販売戦略などをきいてもピンとこないのですが、やはり実践的にやって来た農家の話は面白いですね。この勉強会は今年で6年目になります。みんなで読んだ本の冊数も100冊以上になりました。今年もまだまだ勉強会を主催して農業界を盛り上げていきたいと思っています。

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週末には、インドネシアの子たちを連れて、原子力発電所の勉強に行きました。経済発展が著しいインドネシアでは、原発を建設する計画があります。でもインドネシアも日本と同じ、地殻プレートの合わさる上にある島々なので、地震も火山もとても多い国です。東日本大震災を受けて、どんな対応を福井の原発がとっているのかを検証するためにみんなで博物館へ行きました。説明では安全と歌っていましたが、使用済み燃料の問題や津波の防波堤の低さ、活断層の上に建てられているなど、まだまだ対応が不足しているのが正直な感想でした。

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雪!降りましたねー。首都圏や名古屋などの普段降らない地点でも降ったようで、皆さんのお住まいの地域はいかがでしたでしょうか?雪国福井は、もう一面銀世界です。畑も雪の下です。野菜の収穫も大変になりますが、雪の下になることで、野菜の甘さがぐっと増すので、これからが美味しいですよ。

第4週目
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雪降りました!北陸も結構降ったのですが、それ以上に西日本が大雪でしたね。皆さんのお住まいの地域はいかがだったでしょうか。被害が無いことをお祈りいたします。農園は、すっぽりと雪に埋まってしまいました。今回は、かなり気温が下がり、ハウスの雪を解かす融雪装置もトラブル続きで、ちょっと焦りました(-_-;)。特にメインの井戸が凍ってしまって動かなくなったときには、ハウスが雪で潰れてしまうのでは!と少し心配にもなりましたが、何とか事なきを得ました。全国的に見ると雪でハウスの倒壊も多かったようですね。明日は我が身と思い、施設の点検は怠らないようにします。

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インドネシア実習生の3年生であるジャジャン君が、卒業研究を福井農林高校で発表しました。3年生の1年間、卒業研究を行ってきましたがその成果を日本語でプレゼンテーションしました。卒業研究内容はアブラナ科野菜の根こぶ病防除です。農薬に頼らない防除法として太陽熱処理を行うという実験をしました。なかなか熱が上がらない、雑草が生えて大変、などの問題を抱えての実験でしたが、それらの対処法を追及していく過程もまた勉強だと思います。実験の結果を得ることで技術的にも成長しますが、それ以上にこうしたロジカルに考える力をつけることが一番大事だな、と思っています。発表も原稿を見ずにプレゼン出来て、とても良かったです。ジャジャン君以上にこっちが緊張しました。

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さて、農園では有志が集まって小さな句会を開きました。サボテン句会と言います。俳句を通じて四季折々の変化に敏感な感性を磨こうと思っています。今回の秀作は、立崎が詠んだ「かまくらを拵へし祖母の偉大さや」でした。園主も「空薫の森の香はぜる暖炉かな」と詠みました。17音に込める想いは、詠み手の手を離れて、それを解釈する人々の思考の中を自由に飛び回るという宇宙を楽しんでいます。俳句、とてもキラキラして面白いですよ(*´∇`*)。

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農園のスタッフで新年会をしました。昨年の売り上げを見ながらあれこれと議論をしました。買っていただけるというのはそれだけ支持をされたということなので、気が引き締まる思いです。今年も皆さんから美味しい野菜だと言ってもらえるように、一所懸命努めたいと思います。



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プロフィール

農園たやスタッフ

Author:農園たやスタッフ
<大西 康彦:写真左>
日本人農園スタッフ。
農園たやの”三人目の職人”を
目指して今日も奮闘中。
栽培担当はベビーリーフ♪

<佐藤 高央:写真右>
日本人農園スタッフ
(野菜ソムリエ)
JICAでボリビアに赴任。
帰国後、農園たやで農業を始める
笑顔が素敵な青年メガネ男子♪

<立崎 安寿香>
日本人農園スタッフ。
青森生まれ、東京の大学を卒業後、農園にやってくる。
在学中インドネシアに1年間暮らした経験があり、
インドネシア語が得意で、インドネシアが大好き。
インドネシアのことならなんでも彼女におまかせ♪

<坂本 こうへい>
日本人農園スタッフ。
茨城県生まれ。茨城県育ち。
理科系大学院卒業後、一度は化学系技術職に就くが、
農業と海外協力に興味を持ち農園たやの門を叩く。
農園No.1の真面目君。彼もまた良い意味で頑固そうだ。

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