FC2ブログ

2016
02/28

農園たや通信 2016年2月号

農園たや通信

農園たや通信2016年2月号

第1週目
211_20160228054633ac9.jpg
節分も過ぎ、いよいよ春です。まだまだ寒くて雪のちらつく日もあるよ、と思われるかもしれませんが、僕ら農家にはもう春を感じています。まずは毎日の日の出・日の入りがちょっとずつ早く&遅くなってきていることです。それと雪雲が途切れた時にさす日差し。もうずいぶんと温かいなと感じるようになりました。春ですね~♪
さてこの季節になると多くなるのが総会です。今週は、農園のある河合地区の農協青壮年部の総会があり、主催者として出席しました。地区の文化的活動の多くを農協青壮年部が担っていますが、今年も地域を盛り上げるためにいろんな活動をしていこうと思います!
212_2016022805462708b.jpg
インドネシアとSkypeで会議もしました。農園で研修を受けたインドネシアの実習卒業生たちが、地元で勉強会を開き、それに日本から参加しました。インドネシアの農業の現場で起きている問題をダイレクトに話し合いました。今回の議題はマーケティングでした。家族経営や小規模農家の場合、マーケティングしたくてもその時間をねん出できず、それをすれば生産が疎かになったりと、日本でも起きているような問題点を彼らも抱えていました。福井に居ながら、インドネシアの農村開発も一緒に行えたらなぁ、と思ってここ10年やってきましたが、こうやってようやくその準備も整いました。毎月1回開催予定の勉強会とのことで、これからも一緒に彼らと考えていけたらな、と思っています。国境を越えて地域と地域をつなげていくことが、それぞれの地域が都市などの中心地に引きずられることなく独自の発展を遂げられるのだと信じて、これからもいろんなことに挑戦していきたいです。
213_20160228054628ef1.jpg
さて、春になると始まるのがサクラマスの釣りが解禁になる、ということでしょうか。農園のそばを流れる清流・九頭竜川ではサクラマスが遡上する珍しい川です。全国からこの時期になると釣り人が集まって幻のサクラマスを釣ろうと腕を競い合います。今年も解禁になった今月の1日からたくさんの人がやってきていました。地元の青年会や漁協などに参加し、園主も川の美化に務めています。サクラマスが遡上するようなきれいな川だから、その川の水を使った農業でも美味しい農産物が作れると思っています。
214_20160228054629b32.jpg
冬の根菜とセロリをピクルスにしました。去りゆく冬をちょっとでもとどめて楽しもうという試みです。旬を惜しむ、そんな季節ですね、2月は。皆さんもピクルス挑戦してみてくださいね。


第2週目
221_20160228054631fca.jpg
暦の上では春になりました♪春はなんだかウキウキしますね。まだまだ寒い日が続きますが、太陽が顔を出すと日差しの暖かさを感じます。やっぱりもう春なんですね。
春になると農業も忙しくなります。夏に収穫する野菜の準備にこれから追われます。今年もいろんな種類の野菜を植え付ける予定で、農園のスタッフの皆とも何を栽培しようかとわくわくしながら話し合いました。おまかせ便にもどんどん入れていきますので、どんな野菜が入るのか、お楽しみに♪
222_20160228054646293.jpg
何の種を播くかをみんなで考えたら、今度はその種を播くための温床作りです。まだまだ北陸の春は寒いので、普通に種を播いても芽は出ません。そこで電熱線で温度を上げて、もみ殻を保温材として使用して温床を作ります。毎回手作りでやっています。熱が隅々まで届くように、電熱線を張る作業は丁寧に行います。これからこの温床で、順次夏野菜の種を播いていく予定です。今週はレタスの種を播きましたよ~。
223_2016022805464050e.jpg
インドネシア実習生のジャジャン君が、もうすぐ帰国します。それに合わせて農園が主催する自主勉強会(アンビシ勉強会)にジャジャン君がこれまでの成果をプレゼンしてくれました。帰国後は農園で学んだ農法を応用して、ソシンというアブラナ科の野菜の周年出荷を目指します。勉強会のメンバーからも活発な意見がやり取りされ、とても有意義な勉強会になりました。ジャジャン、君の成功を祈ります!
224_20160228054641113.jpg
225_20160228054643bde.jpg
勉強会では、園主とスタッフのすーちゃんが中心になって、農園の野菜を使った料理を提供しました。根菜類のピクルスや干し柿のブランデー漬けを混ぜたクリームチーズのペースト、オリーブとドライトマトのマリネ、農園の野菜盛りだくさんのバーニャカウダー、セロリのオイル蒸し、大根のドライカレー、そしてすーちゃんの故郷・青森のリンゴを使ったアップルパイでした。夜遅くまで飲み食いをしながら議論をしました。こういう時間って本当に楽しいですね。


第3週目
231_201602280546448af.jpg
今週はインドネシアの実習生たちの座学のテストがありました。1年に2学期を用意して、座学をしていますが、その座学の試験でした。それぞれが自分の地元のグローバリゼーションの問題を考察して、ローカルにどう行動することでその問題に対応していくのか、と言ったことを考えてもらう課題でした。1年生と3年生とでは、やはりそのクオリティーに差が出ましたね。3年生の発表は、今回で最後になります。最後の発表ということで、とても総合的に問題を捉えていて、3年生の成長が確認できました。帰国後も困難なことが多いでしょうが、これだけ考察力を身に着けた彼であれば、きっと成功すると思います。
232_20160228054658a13.jpg
さて、先週に種まき用の温床を作ったので、さっそく種まきを始めました。手始めに茄子を4種類ほど播きました。昨年は茄子は吉川ナスのみを育てていましたが、今年はこれまでのようにさまざまなナスに挑戦しようと思います。去年はどうしても地域の役や所属団体の大きな役職が回ってきていて、自分でもついつい内向きになっていたように思います。今年は、もっと農業を楽しもうと思います。多様な品種を今年もたくさん育てていきますよ~♪おまかせ便に入りますのでおたのしみに。
233_20160228054659088.jpg
さてさて、今週は東京出張もありました。3泊4日で、JICAや農協青年部の会議、農水省での会議といろいろと忙しい日程でした。同時進行でいろんなことが進んでいくので、ちょっと混乱気味の園主です。その合間をぬぐって、自分が大学生の時にお世話になった師匠たちに会いました。偉そうなことばかり言う当時の僕を根気よく導いてくれた人たちで、今の自分があるのもこの方たちがあってのことです。この夜も師匠たちの当時以上にエネルギッシュな話にすっかりやられてしまいました。今でも最前線で日本の農業や地域を変えていく力として存在している師匠たちに、僕も覚悟をもって突き進むことを決めました。もうひと暴れしたい、そんな気分の夜でした。
234_2016022805465334f.jpg
出張中は、昼は会議・会議・会議でした。県の代表として参加している全国農協青年組織協議会では、次年度の活動や役員編成の話などがありました。来年度は園主もようやく県代表の任を解かれる予定で、ほっとしております。全国の会議に参加するのは、農作業がそれだけ遅れるという意味で大変でしたが、県の代表で出てくるくらいの農家は皆、面白い方ばかりで、たくさんの刺激を頂きました。


第4週目
241_2016022805465568d.jpg
二十四節気の雨水が過ぎました。この時期から農作業が始まるという意味で、僕らにとっても大切な暦になります。今週は、加畑霜子先生が主催する俳句会に参加しました。昨年からぼちぼちと始めていた俳句ですが、いよいよ本格的に勉強しようと思って、先生の下できちんと勉強できる句会に、スタッフの立崎と参加しました。40歳も過ぎてからの趣味なので、下手の横好きで終わるかと思いますが、季節を敏感に、そして深く読み取る俳句を楽しんでいきたいと思います。ちなみに今回の句会で詠んだ句は次の通りです。田谷「薄氷(うすらい)の踏む音かろし金曜日」。立崎「思い出の味を辿りつ種選ぶ」。
242_201602280546567bb.jpg
さて、今週はインドネシアのジャジャン君がインドネシアに帰国しました。帰国前に農園で働いている方みんなでお別れ会を開きました。卒業証書も渡して、みんなで食べて歌って騒ぎました。ありがとう、ジャジャン!君が来たから、こうしてみんなで楽しく歌うような農園になったよ。3年間とても楽しい時間でした。帰国後の活躍を応援していきたいです。
244_2016022805470879b.jpg
ジャジャン君が帰ると、次の研修生がやってきました。デデ君といいます。彼で10人目の研修生受け入れになります。彼は2期生のイルファン君と同郷で、中学生の時にイルファン君が農園たやに研修に来たのを見て、それに憧れて、ここに来ることを目標に勉強をしてきた若者です。とても意識が高く、楽しみな子が来ました。長年、研修事業をやってきましたが、こういう風にいろんなつながりの中で、インドネシアに影響をあたえているのだな、とつくづく思いました。身を引き締めて、これからも研修事業を充実させていきたいです。
245_201602280547104b4.jpg
今週も種まきです。モロヘイヤやツルムラサキ、ブロッコリーなどを播きました。まだまだ寒いですが、農民の気持ちはもう夏に向かっています。どんどん種まきをして皆さんに美味しい野菜を届ける準備をしてきますよー!変わった野菜もたくさん播く予定です。どんな野菜なのかは、おまかせ便でご紹介していきますので、乞うご期待。
スポンサーサイト



CM

NAME
TITLE
MAIL
URL
PASS (削除時に必要)
SECRET 管理者にだけ表示を許可する
COMMENT&
DECORATION

TB

トラックバック

http://noentaya.blog59.fc2.com/tb.php/618-1e5500dd

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

農園たやスタッフ

Author:農園たやスタッフ
<大西 康彦:写真左>
日本人農園スタッフ。
農園たやの”三人目の職人”を
目指して今日も奮闘中。
栽培担当はベビーリーフ♪

<佐藤 高央:写真右>
日本人農園スタッフ
(野菜ソムリエ)
JICAでボリビアに赴任。
帰国後、農園たやで農業を始める
笑顔が素敵な青年メガネ男子♪

<立崎 安寿香>
日本人農園スタッフ。
青森生まれ、東京の大学を卒業後、農園にやってくる。
在学中インドネシアに1年間暮らした経験があり、
インドネシア語が得意で、インドネシアが大好き。
インドネシアのことならなんでも彼女におまかせ♪

<坂本 こうへい>
日本人農園スタッフ。
茨城県生まれ。茨城県育ち。
理科系大学院卒業後、一度は化学系技術職に就くが、
農業と海外協力に興味を持ち農園たやの門を叩く。
農園No.1の真面目君。彼もまた良い意味で頑固そうだ。

検索フォーム

カウンター

アクセスランキング
[ジャンルランキング]
日記
38510位
アクセスランキングを見る>>

[サブジャンルランキング]
その他
11419位
アクセスランキングを見る>>