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2016
05/02

農園たや通信 2016年4月号

農園たや通信

農園たや2016年4月通信

第1週目
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今週は、東京出張とインドネシア出張で園主は大忙しの週でした。東京では、いつも農園の野菜を買っていただいている大崎のワイン食堂空飛ぶ子ブタさんに食べに行きましたよ~。農園の野菜がふんだんに使われているメニューでとても美味しかったです。ワインも美味しくて、お店の雰囲気もとても良かったです。シェフはこの店に移ってくる前からの知り合いで、長く農園の野菜を愛していただいております。
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斬新なアイディアで調理された料理はどれも絶品で、ついつい飲みすぎてしまいました。東京やその近辺にお住まいの方はぜひぜひ食べに行ってみてください!

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東京出張の翌日からはインドネシアに行きました。正月に訪れたタンジュンサリ農業高校に3日間泊り込んで、会議会議会議の日々でした。農園で研修を受けた仲間も集まって、みんなで勉強会も開きました。地域の農業を変えたいという若くて熱い意識をひしひしと感じることができ、とても感動しました。勉強会では、農薬防除だけに頼らない新しい総合防除の方法について、現地で普及員をしている研修卒業生から説明がありました。細菌を利用した防除法で、土壌に住む病原菌をやっつける効果があるとのことで、みんな興味津々でした。さっそくすぐにでもみんなで活用しようと勉強会で決まりました。少しずつですが、意識も農法も変わりつつあります。こういう変化を眺めるのは本当に楽しいですね。
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研修卒業生の圃場にも行きました。かなりの山奥の圃場で、そこに到達するまでがまるで山登りの体でした。厳しい自然の中でも、こうして営農に励んでいる姿に感銘を受けました。日本では中山間地がどんどん耕作放棄されていますが、インドネシアのジャワ島では、こうした土地でもまだまだ営農が活発に行われています。条件不利地ですが、彼の頑張っている背中に勇気をもらいました。

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東南アジア最大のダム湖も見に行きました。水が入ったばかりで、水没しかけている村々がとても物悲しげでした。発展とは一体なんなんでしょうね。考えさせられます。

第2週目
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桜が咲きました!例年よりやや早い開花で、一気に満開になりました。今年は短い開花期になりそうです。福井は、足羽川原の桜並木がとても有名で、600本のソメイヨシノのトンネルがあります。桜100選にも選ばれているんですよ~♪
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1年で1週間ほどしか楽しめない桜の花を一目見ようと、連日足羽川はお客さんでにぎわっていました。屋台も出てとても楽しかったですよ。

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さて、今週はジャガイモを植えました。ちょっと作業が遅れていて、もっと早くに植えたかったのですが、今週になってしまいました。今年もピンクやムラサキなど変わった芋をたくさん植えました。さらに今年からフランスで流行っている品種も播きました。
研修3年生のレンディ君がジャガイモの栽培で卒業研究を行うので、一緒に作業してくれました。彼の地元はジャガイモの産地で、それなりに大規模に作っていますが、害虫の被害が大きく、時々生産が安定しないのだとか。今年の卒業研究は、その防除法ともっと効率の良い機械化に向けて検討することになっています。農園のジャガイモは小規模なので、参考になるかどうかはやや心配なのですが、出来るだけ一緒に畑で考えられたらいいな、と思っています。

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スイートコーンも播きましたヽ(^o^)丿。昨年、甘い!と評判だったスタッフ佐藤の渾身のスイートコーン、今年も始まりましたよ。圃場の準備はすでに出来ていて、今週は種まきをしました。
栽培の試行錯誤が続けられてきましたが、ようやく今年は栽培法も固まりつつあるようで、佐藤も自信満々です。できるだけ切れ目なく出荷することが彼の目標でもあるようで、直売所やおまかせ便でもたくさん出荷していきたいと思います。
それぞれの創意工夫がある、そんな農園になってきています。若いメンバーが集まった農園で、技術的にはまだまだ未熟な部分もたくさんあるのですが、その代わり、一つの場所に留まらない勢いとイノベーションが武器です。転がる石に苔はつかない。手に入れた勝利の方程式に安住しない、そんな姿勢が新しい農業を開拓していくのだと思っています。

第3週目
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農園には今年も新人スタッフがやってきました!茨城からやってきた坂本君です!彼は有名国立大学の大学院を出た後、大手に務めていたのですが、一念発起して農業界に飛び込んできました。また青年海外協力隊にも参加を希望していて、農園たやでもその夢の実現のため、後押ししていくつもりです。ここで農業を実践的に学んで、農園たやが今後展開していく海外での農村開発事業にも参加してもらいたいと思っています。こうして新しい人が入ってくることで、僕らの夢も無限大に広がっていきますね。

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テレビの取材もありました。ローカルなケーブルテレビの取材で、短時間の料理番組でした。こういう取材では、農園のスタッフ佐藤の出番です。野菜ソムリエの佐藤は、農園の野菜について食べ方提案も行っています。今回の番組では、ミニチンゲン菜を取り上げていただきました。蒸しチンゲン菜のオイスターがけといった料理を紹介しましたよ。またおまかせ便のお品書きでもレシピを紹介したいですね。
いろんな技能を持つスタッフが集まることで、農園たやもいろんな可能性をもって、新しい農業へのイノベーションを続けていけます。

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3月の下旬に定植したズッキーニに花が咲きましたヽ(^o^)丿。例年よりも早く定植したので、開花も早くなりました♪
定植をした直後は、寒の戻りもあって、生育が不安定でした。一部の株ではまだまだ順調な生育とは言えないのですが、大半がまずまずの生長で、今週なんとか開花までこぎつけました。この黄色の花が咲くと、いよいよ夏がやってきますね。まだまだ寒い日があったりするのですが、農園ではここそこにすでに夏がやってきています。この開花に合わせてか、今週はつばめもよく見かけるようになりました。大空をスイスイと飛ぶつばめが夏を連れてきたような感じがします。皆さんのお住まいの近くではいかがでしょうか?
さて、ズッキーニは早ければGWごろからの出荷になります。昨年の夏前からもう長い事食べていないズッキーニ。早く食べたくてしょうがないですよね。栽培しながら、どんな風に今年は食べようか、そんな事ばかりを考えています。今年は、ズッキーニの実もそうですが、それ以上に花ズッキーニもたくさん出荷したいですね。一昨年はたくさん出荷したのですが、昨年は手が回らなくてあまり出荷できていませんでした。今年は、もっといろんな形でズッキーニを皆さんに楽しんでもらおうと思っていますので、お楽しみに。

第4週目
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今週は、日本海側は風の強い日でした。台風のような低気圧が通り過ぎ、まさに春の嵐。ハウスのビニールも、何か所か破っていきました・・・(-_-;)。うちだけでなく、福井市内の園芸ハウスに被害が出たようです。
このハウスは数年前にも大きく破けたハウスで、どうもこのあたりが風が合流して強くなる場所のようですね。大きな屋根のハウスだけに修理費もかさみます・・・。

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ちょっと珍しい花が咲きました。皆さんなんだかわかりますか?この花は、金時草の花です。黄色い花のように見えますが、花弁はなく、黄色いのは蘂です。おしべが伸びて、花のように見えますね。とても可憐な花で、春を感じますね。金時草は、挿し木で増えるので、基本すべて同じDNAなんですよね。花も咲かせないし、種も取れない、というのが定説でした。ちなみに桜のソメイヨシノも挿し木でしか増やせないので、日本中同じ遺伝子を持っているんですよ。余談でした。
蘂に花粉も出来ているようですし、上手く育てていけば、種取ができるかもしれません。新しいDNAを持った金時草が増えると多様性が増えるので、栽培者としては大歓迎なのですが、はてさてうまくいくでしょうか?

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4月からインドネシア研修生の勉強も始まっています。お昼休みを利用して、それぞれの帰国後のビジネスについて議論も繰り返しています。新しく来たデデ君も加わり、ディスカッションも盛り上がっていますよ。帰国後のそれぞれの地域を農業で盛り上げるには、どうしたらいいのか?そんな命題を持ちながら勉強中です。
農園が栽培する野菜の中でも、特に人気の野菜である吉川ナスも、いよいよ栽培が始まりましたヽ(^o^)丿。今年も例年通り、定植が行われ、誘引作業も順調でした。

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上手く育てば、5月下旬ごろにはナスの収穫が出来ます。またぽたぁ~と甘くて美味しいナスを皆さんにお届けいたします。もうしばらくお待ちくださいませ。

第5週目
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今週は、富山県の砺波市のチューリップ祭りに家族で行ってきました。これまでこの時期は野菜の苗の出荷があり、幼少のころからどこかに遊びに行けた記憶はほとんどなく、近県のこうした結構有名なイベントもこれまで行っておりませんでした。700品種のチューリップが300万本も並んでおり、その眺めは圧巻でした。
チューリップと一言にいっても、いろんな形や色があるんですね。とても勉強になりました。お客さんもそれほど多くなく、結構穴場な的な観光地かもしれませんね。ぜひぜひ皆さんも訪れてみてください。

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さて、今週はインドネシアの研修卒業生たちの勉強会にも、Skypeを繋いで参加しました。今回は、ネットの状況があまり良くなく、途中から画面が緑になってしまって、最終的には画像は見られなくなってしまったのですが、それでもなんとか音声だけはクリアーだったので、議論はまずまず出来ました。
今回は農園の研修3期生だったタタン君が森林保護と農業の視点を発表してくれました。日本と違ってジャワでは人口圧と経済成長から山岳地域まで耕作の範囲が広がっていて、森林が破壊されているとのことです。森がなくなれば水源を失ったり、土砂崩れの危険があったりと問題も多く、農業をしながら如何に環境を保護するかという話でした。日本では、中山間地は耕作放棄地になり、耕作者も高齢化し人口も減少し、どこまでを森に戻して、どこまでを維持するのかといった議論が中心なのですが、とても対照的で興味深かったです。ただ総じて、こういう辺境における問題が常に『農業』に背負わされているという構造自体は動かし難く、産業としての魅力を損なう部分でもあることは、きっちりと僕らも認識しなければいけませんね。その上で、農業と環境保護を考えていければいいのですが、どうしてもこういう環境保護の場合、そこに住む人たちの経済発展は、どこか置いてきぼりになっているような気がして、最近はあまり面白く感じていません。

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さて、今週は福井県警から定期訪問もいただきました。外国人が犯罪のターゲットにもなりやすいということで、福井県警とも連携して農業研修生への交通指導や盗難防止などを講習いただいております。今回は熊本の地震を受けて、災害時の対応についてお話しいただきました。また最近多くなってきている自転車の盗難につても、チェーンキーを研修生へプレゼントいただきました。快適な生活が、よりよい研修を生み出します。研修生の日本での生活がより快適になるといいな。


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プロフィール

農園たやスタッフ

Author:農園たやスタッフ
<大西 康彦:写真左>
日本人農園スタッフ。
農園たやの”三人目の職人”を
目指して今日も奮闘中。
栽培担当はベビーリーフ♪

<佐藤 高央:写真右>
日本人農園スタッフ
(野菜ソムリエ)
JICAでボリビアに赴任。
帰国後、農園たやで農業を始める
笑顔が素敵な青年メガネ男子♪

<立崎 安寿香>
日本人農園スタッフ。
青森生まれ、東京の大学を卒業後、農園にやってくる。
在学中インドネシアに1年間暮らした経験があり、
インドネシア語が得意で、インドネシアが大好き。
インドネシアのことならなんでも彼女におまかせ♪

<坂本 こうへい>
日本人農園スタッフ。
茨城県生まれ。茨城県育ち。
理科系大学院卒業後、一度は化学系技術職に就くが、
農業と海外協力に興味を持ち農園たやの門を叩く。
農園No.1の真面目君。彼もまた良い意味で頑固そうだ。

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